
アメリカ、トライシティダストデビルズでHDPインターンシップ生として球団経営を4ヶ月間体験。
大学生時代はV ・プレミアリーグ、大分ヴァイセアドラーの通訳謙フロント業務にボランティアとして携わり、
現在は正社員として同チームに勤め、外国人選手とのコミュニケーションにかかせない通訳業務や、スポンサー獲得業務を中心に頑張っている。『本場アメリカでスポーツビジネスを学び、チームに貢献したい。』そう考え応募したインターンシップ体験で、彼は何を想い、何をつかんできたのか。
▼ チーム運営改善の想いが応募動機に。
私は大学時代、大分市内にあるバレーボールチーム、「大分三好ヴァイセアドラー」で通訳兼、フロントの業務を行っていました。チームの母体は、大分三好内科循環器科という個人病院であり、他のサントリーなどと比較すると、経済的な面で差がありました。HDPのインターンシップを知り、アメリカのマイナーリーグのチームにインターンシップが出来ることは、チーム運営改善に貢献できる大きなチャンスだと思い参加を希望しました。
私はバレーを中・高・大と続けていますが、世界中の人々を魅了するこのスポーツというものを、プレイする側ではなく運営する側として仕事にしてみたいと決心しました。スポーツっていいな。スポーツでご飯を食べていくとう腹が決まりました。
スポーツもビジネスも最後にはコンピューターでなはく、人です。組織は人であるという言葉を意識することが多く、このインターンシップを通して、「アメリカでスポーツビジネスに携わる人はどんな人たちで、なにを考え、どう行動しているのか。」ということにとても興味がありました。テレビから流れてくるメジャーリーグ情報では、裏方の人々の考えは分かりません。やはり一緒に仕事をしてみて、初めて分かることだと考えました。彼らを突き動かすスポーツマインドをインターンを通じて感じてきたかったんです。
▼ モチベーションを上手く循環させる、ナイスアイデア溢れる現場。
アメリカでの毎日は、ホットドッグ売り、ごみ掃除、時にはバットボーイまで、試合前の準備から後片付けまで、様々なことを体験できました。
インターンシップ中のブログでも書いていますが、現場では日本人ではなかなかやらない『ナイスアイデア!』が沢山ありました。
例えば試合当日には多くのアルバイトスタッフが球場で働いています。私もその一人です。コンセッションズ、チケット売り場、お土産売り場など様々です。試合前には毎回スタッフミーティングがあるのですが、そこでは今日はどのようなイベントがあるのか、どんなお客さんがどれくらい来るのかなどがスタッフに伝えられます。そして、その後は観客から寄せられた「スタッフへの感謝のメッセージ」が読み上げられます。手紙の内容は様々ですが、『とても優しく席を教えてくれた。ありがとう。気配りが嬉しかったよ!』などのメッセージは働くスタッフは単純に嬉しいだけでなく、やりがいに繋がります。感謝の言葉を受け取った当事者はぐっとモチベーションが上がり、更に良いサービスの提供を心がけます。そしてスタッフの元には、また感謝の手紙が届きます。・・・とても素晴らしいサイクルです!
投稿の仕組みを現場に活かした、とてもシンプルな例ですが効果的な方法だと感心しました。こんな小さなアイデアのひとつひとつが衝撃となり、私の理想とするスポーツビジネスのイメージ像をこつこつと叩いていきました。
▼ 帰国後、学生ボランティアから大分三好ヴァイセアドラーの一員に。
このアメリカでのインターンシップを通じて、多くのことを体験し、学ぶことができました。私は今やる気にあふれています。学生ボランティアから正式にチームの一員として働くことになりました。
これで「スポーツで飯を食う仕事に就く」という目標は達成できましたが、これからは「チームの一員としてチームを強くすること」が目標です。
チームは今、勝利を重ねてクラブチーム化にむけ、変わろうとしています。そんな環境の中、私には大切な仕事があります。それは全ての競技に共通していることですが、「ファンの獲得」です。ファンを獲得する為には、試合を観にきて頂かなければ何も始まりません。ポケットスケジュールの配布や、一枚でも多くのチケット販売、また、チケットを買って頂いた方が、次に友達や家族を連れて観に来てくれるような工夫を考え実行する等、私のできることから始めていきます。
私はHDPインターンシップを通して観た、球場の様々なシーンを覚えています。スポーツを楽しんで観戦する、ひいきにする選手がいる、勝ってほしいチームを一緒に応援する、得点された、逆転した!一喜一憂する心の変化はどこの国も人種も関係ありません。バレーボールに興味がある方は、是非、選手たちの試合を観に来てください。チケット代以上のものを持って帰ってもらおうと皆が思っています。いいプレイを見せてやろう!と選手は誰もが考えています。インターンに行ってみたいと思っている皆さん、本当に素晴らしいチャンスです。出資していただいたスポンサーの皆様のお力添えがなければ、僕も行けなかったわけですが、この制度でスポーツの本場の空気を味わってきてください。
これからも三好ヴァイセアドラーの目標と自分の目標の為、
失敗を恐れずチームのためにスポーツのために積極的に貢献していきます!
※インタビュー記事の内容は、2010年4月1日時点の情報となります。








