星野仙一・インターンシップ・社会貢献ビジネス  
吉田 直人
1982年10月20日生まれ
趣味 MLB観戦、サッカー
プロフィール
香川県立高松西高等学校普通科を経て、明治大学法学部法律学科を卒業。
現HDCスタッフ。
HDPインターン参加にあたって一言
「MLBの球団で広報の職に就く」という夢を実現させる第一歩として、このHDPに参加した訳ですが、正直なところ今は不安で一杯です。ただ、今回頂いたチャンスを無駄にすることなく、インターン期間中に経験する全ての事を吸収できるように、一瞬一瞬を大切に仕事に取り組んできたいと思います。
山手 渉
1985年10月8日
趣味 テニス、
スポーツ観戦、散歩
プロフィール
私立芝学園を卒業後、
早稲田大学スポーツ科学部に入学、
現在4年生として在学中。
HDPインターン参加にあたって一言
「悩む前にやってみよう」モットーに、どこに行っても頑張ります!
2007年08月 (34)
プロジェクトについて
 星野仙一からのメッセージ
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 基本理念
 活動指針
 English
プロジェクト概要
米国スポーツビジネス
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インターン総括 「もっと!もっと!」
 私の夢、「アメリカのスポーツチームで広報の仕事をする」という夢を実現させるための第一歩として、このインターンに参加させて頂いた。約2週間のインターンを終えての、感想は「もっと!もっと!」
 今回インターンを経験させて頂いて、「もっと!もっと!」英語を勉強しないといけない事と痛感した。それは、スタジアムで働いている時に限らず、BrentさんやTimさんを始めとしたスタッフの皆さんと雑談している時、スタジアムに来てくれている観客の皆さんと触れ合う時、Tri-City内のレストランに食事に行った時、あらゆる場面で、自分の英語力が不十分なせいで、会話のテンポが遅くなり、自分を情けなく感じ、イライラする事が多々あった。渡米直前まで、仕事の場面以外はほとんど英語に浸るという環境を作ってきた。耳から入ってくる音は英語のみ、という環境にし、読む雑誌もアメリカの雑誌に切り替え、日本で出来る限りの準備をしてきたつもりだった。だが、実際にアメリカの生活に入って、更にその中で仕事をするとなると、英語の試験などでは計れない「生きたハイレベルな英語力」が必要になるのだという事を思い知らされた。目先、私は2年後のアメリカの大学院留学を目標としている。勿論、留学に必須なTOEFLの勉強も必要だが、インターンに来て、こちらの人と触れ合い、悔しい経験を何度もする事で、今後の私にとって最も必要なのは、ネイティブの人と同じレベルで話す事のできる英会話力なのだと気付く事ができた。いずれにしても、日本に帰国したら、「もっと!もっと!」英語を勉強したい。
 アメリカで働いていくには、「もっと!もっと!」を常に意識する事が欠かせない。Dust Devilsで働いていく中で、仕事をサボろうと思えばサボれる場面が結構あった。実際、スタッフの人から「今は特に仕事がないから、練習を見ていて良いよ」と言われることがあった。だが、アメリカへは野球を観に来たわけではない。そんな時に必要な意識が「もっと!もっと!」。「もっと、もっと、スタジアム内をきれいにしたら、観客もゲームを観戦しやすくなるのではないか」と思って、一人でスタンドを清掃したこともあった。「もっと、もっと、Dust Devilsを良いチームにしたい」と思って、山手さんと協力し、私たちが気付いたチームの改善点をBrentさん達にプレゼンテーションをしたりもした。こういった、自ら仕事を探す「もっと!もっと!」という意識がなければ、本当にもったいない、貧しいインターン生活になってしまっていただろう。ただ、今から思うと「もっと、もっと」私がチームのために出来ることがあったのではないかと悔しい気持ちにもなる。
そして、今回のDust Devilsでのインターンを通じて「もっと!もっと!」アメリカで生活したい、という気持ちが一気に膨れ上がった。確かに上記のように、自分の英語力が不十分で、悔しい辛い経験もしたが、毎日が本当に楽しく、とても有意義なインターン生活だった。


最後になりましたが、この場を借りて、今回こんな貴重な経験をさせてくれたHDP関係者の皆さん、Tri-City Dust Devilsのチームの皆さんに御礼を言いたいと思っています。今後、このインターンでの経験を活かし、「アメリカのスポーツ界で広報の仕事をする」という夢を絶対に実現させたいと思います。

本当に、本当にありがとうございました!!
2007年8月31日 吉田 直人
インターン総括
 アメリカのマイナーリーグでインターンシップ。
アメリカのスポーツ界で働くことを志す人間にとっては、大変魅力的な響きです。今回私はこのチャンスを運よく手にすることが出来ました。この経験を自分だけのものにするのではなく、少しでも多くの人のためになればと思い、日記の番外編として総括を書こうと思います。
 日本人がアメリカで働こうとする時に最初の大きな壁となるのが、英語力だと思います。当然私もインターン当初は少し苦労しました。しかしその過程で気付いたのは、本当に大事なのは英語力ではなく、英語の「実践力」だということです。例えば、もし相手の話が分からければ「もう一度言ってもらえますか?」と返すのでなく「それは〜いうことですか? それとも〜ことですか?」と自分の推測を伝えたり、相手の話が理解できた時には「わかりました」と言うのでなく「〜いうことであれば〜も必要ですか?」と自分の考えも加えてみたり、と会話に常に+αを自分で考えて加えることです。その英語が拙かったとしても、話すことが相手に伝える第一歩なのでどんどんトライすべきだと思いました。これが出来るようになると、より自分という存在をアピールすることが出来るのではないでしょうか。ここはアメリカ。英語圏なのだから、英語は話せて当たり前。そんな中で日本人が働くのであれば、自分をアピールできる英語の「実践力」が必要だと感じました。
 また働きながら考えていたのは、2週間という期間の短さとその中に何を見出すかということです。インターン2週間では、出来る仕事にも限界があるしシーズンを通してスタッフがやってきた仕事を、彼らと同じように要領よくこなしていく事も難しいと感じました。そこで必要なのが、自分に与えられた時間の中で、自分にしか出来ないこと・自分が率先してすべきこと・自分ならもっと上手くやれると思うことを見つけ、実行することではないかと思います。先にも述べましたが、自分をアピールすることはどの場面でも必要なことです。ただ与えられた仕事をこなすだけならば、誰がやっても同じこと。大事なのは自分の「存在意義」を相手に知らしめて、自分の居場所を作ることなのだと分かりました。もちろん私自身、2週間で何が出来たのかと言われれば数えるほどのことしかありません。しかし、こうしたことを自分で実感できたことが大きな収穫となりました。
 最後はやはりコミュニケーションです。私は始めの頃は、自分の英語力の自信の無さも手伝って、思うように職場のスタッフたちとコミュニケーションをとることが出来ませんでした。しかしいざ話してみると、意外と話が続いて楽しめましたし、最後のほうには冗談も言って純粋に会話を楽しめるようになりました。アメリカの映画・有名人・音楽・テレビ・経済・社会など、話の引き出しは多くあるに越したことはありません。将来アメリカで働きたいと考えている方は、このようにスポーツ以外に様々なジャンルの情報にアンテナを張っておくことをオススメします。こうした努力は、自分の会話の幅を拡げるだけでなく、アメリカという国を知るということに繋がります。そうした引き出しを持った上で、自分から話しかけていくとよいです。それから、相手のレスポンスに合わせて会話の引き出しを使っていくと非常に円滑にコミュニケーションがとれます。自分の職場での居場所をよりよいものにする為には、やはり周囲との良好な関係は欠かせません。私と同じように、英語力の自信のなさからコミュニケーションをためらってしまうことがあるかもしれませんが、少しの勇気が後に大きな自信となると思います。
 今回こうしてアメリカのマイナーリーグでインターンさせて頂いたことで、アメリカのスポーツ界で働くことの困難さを感じました。それは言語の壁であったり、人種の壁だったり、学歴の壁だったりと様々です。しかしそれ以上にやりがいと可能性を感じたのも事実です。私の1番の武器は「日本人」であるということです。日本語を話せます。日本人気質として細かな気配りが出来ます。日本の大学を卒業します。これらは日本人にしかないものです。この武器に、アメリカ人に出来て当たり前である英語と積極的な姿勢を加えることが出来れば、戦っていけるのではないかとも感じました。簡単に言ってはいますが、もちろんそのためには多大な努力と苦労を要します。しかし逆に言えば、それが出来ればより自分の目標に近づくことが出来るということです。
 来年以降もこのインターン制度で渡米する方々へ、自分にどういう目標があって、その為に何をこのインターンに求めるか、自分が行ったらインターンで何が出来るか、ということを常に頭の中でイメージすることが大事だと思います。皆さんがアメリカへ行ったら、必ずや膨大な経験を詰め込むことになるでしょう。その時に、事前に自分でイメージしておくことでこうした膨大な経験に対して受け身になることなく過ごせます。私のこの日記がどれだけ参考になるかは分かりませんが、自分なりにインターンでの出来事・感じたこと・伝えたいことなどをまとめたつもりです。この日記が、皆さんのモチベーションの上昇につながることを祈っております。私も皆さんに負けないよう、帰国後も更に目標に向かって進んでいきます。来年以降にインターンに行く方々は、自分の同士になると同時に「ライバル」だと思っています!



山手 渉
2007年8月31日 山手 渉
インターン体験記!16日目
・Promotion部門
 いよいよTri-Cityでのインターンも本日で最終日となった。私たちのインターン最終日は、今シーズンのホーム・ゲーム最終日でもあり、スタジアム開門前から多くのファンが来て下さっていた。そして、私の最後の仕事はPromotion部門。General ManagerのBrentさんからは、最終日は観客として来て、ゲームを楽しんで観てもらって構わないとのお話を頂いていたのだが、2週間お世話になってきたチームに対して少しでも恩返しがしたいとの思いから、急遽Promotion部門で働かせてもらう事となった。
 スタジアムに到着後、最初にしたこと。それは、これまでお世話になってきたチームに対して、山手さんと私の二人で考えたチームの改善点やもっと強みにしたら良い点等を纏めたものをプレゼンテーションする事だった。これはインターンを始めた当初から二人で考えていたもので、日本のスタジアムとの比較やDust Devilsのスタジアムで働いていく中で気づいた事、他のチームのスタジアムで観戦した際に気付いた事などを纏め、現在のチームの課題と今後の対応策を考えて報告するという形で行った。私たちのプレゼンテーションを聞いてくれたBrentさんやTimさんには喜んで頂けたようだったが、今日はホーム・ゲーム最終日で忙しく、お二人に多くの時間を割いて頂くのが難しかったため、当初私たちが計画していたものに比べて淡白なものになってしまったのが、非常に残念だった。
 プレゼンテーションが終わった後は、これまで経験したPromotion活動をこなしていくこととなった。他のスタッフの仕事の手伝いができるよう自分の作業を効率良く行うことを目標に次々と仕事をこなしていった。
 ところで、今日はスタジアム開門後から「もの凄い」のオンパレードだった。非常に多くのファンがスタジアムまで足を運んでくれたおかげで、スタジアム内の通路は大渋滞、スタジアム内の売店には大行列。更に、試合開始後には、遠くの空に稲光が発生したり、スタジアムに目を開けていられない程の強烈な砂嵐が襲来したりと、全く落ち着けないホーム・ゲーム最終日となってしまった。また、試合内容の方も中盤まで相手チームにリードされた状態だったのだが、終盤Dust Devils打線が爆発し、逆転勝ち。夜空には大きな花火が打ちあがり、最高のホーム最終日となった。

・Dance !
 私の中での本日の最大のイベントは、5回の攻撃前のグラウンド・クルー・ダンスである。グラウンド・クルーのAllen、Cordieと山手さん、私の4人が2塁ベースの付近でダンスを踊る。昨日本当に私たちが躍る事を知り、数回の練習を経て今日の本番。そして、満員のスタンド。これで緊張しないはずはない。待機場所にて山手さんと何度もダンスの振り付けを確認して、いざ本番。4回の裏の攻撃が終わるのと同時にグラウンドへ出る。内野の土を整備しながら2塁ベースに近づいていく。すると突然音楽が鳴り始めてダンス開始。自分でも驚いたのだが、グラウンドに出るまでは非常に緊張しで身体が硬くなっていたのが、一度踊り始めると不思議と緊張感が和らぎ楽しく踊ることができた。
 ダンス終了後、ちょっとしたスター気分を味わえる出来事が起こった。スタンドに戻り普段のPromotion活動のサポートを始めたときに、何人もの人から「Nice Dance !」と声を掛けられた。また極めつけは、2人の女の子が私の所に来て、ボールに日本語で私の名前(吉田直人)を書いてとお願いされたのだ。これには本当に驚いた。最初Dust Devilsの選手の名前を漢字で書いてと言われたのかと思い、「どの選手の名前?」と何度も聞き返してしまった。その場に居合わせたRussに軽くからかわれたが、中々心地の良い出来事だった。

写真:スタジアム開門前、スタッフの方が、電光掲示板に山手さん(WAT)と私(YOSHI 3)の名前を出してくれた。選手になった気分。
2007年8月30日 吉田 直人
16日目〜終わりは始まり〜
 2週間に及ぶインターンも、今日が最終日。本当にあっと言う間にこの日を迎えてしまいました。「いつも」と同じ風景も今日で見納め。寂しさをかみしめながらスタジアムへ向かいました。
 試合前に、我々はこのインターンシップで感じた、チームのよい点・改善すべき点・要望などをまとめてプレゼンテーションを行いました。2週間働いてきて自分の知識見聞が広がったと共に、ファンの視点・スタッフの視点・選手の視点・日本人としての視点・若者としての視点と、様々な角度から自分の意見を出せたので、失礼は承知の上でそれを伝えようと思ったのです。GMのBrentさんと Vice PresidentのTimさんは最後まで話を聞いて下さって、我々の意見を来年のアイデアの一部として検討して頂くこととなりました。
 今日は「Fan for a day」ということでファンの一人として試合を観戦する予定だったのですが、我々は特別に仕事を頂いてプロモーションで働かせて頂きました。グラウンドに出てイベントに参加し、ファンと最後まで触れ合うことが出来て本当によかったです。また、昨日の日記でもお伝えしたグラウンドクルーのダンスですが、大成功に終わりました!スタンドからの大歓声を浴び、緊張と感動が入り混じった気持ちで踊った景色は絶対に忘れることが出来ません。ダンスを終えて業務に戻っても、たくさんのファンの方が「いいダンスだったよ!」「アメリカになじんできたな!」と声をかけてくれました。2週間働いてきて、スタッフだけでなく、沢山のファンの方と仲良くなることが出来ました。今日で自分の仕事は終わりだと挨拶に回ったときも、「来年もきてくれるだろ?」「このままこっちで暮らしたらいいじゃない」「寂しいから帰らないでよ」と言ってくれて、泣きそうになってしまいました。日本人の自分をここまで温かく迎えてくれる、このTri-City Dust Devilsにインターンできて心から良かったと思います。来年以降この街にやってきて頑張る人達、安心して下さい。最高の人々が住む町にある、最高のチームが待っています!
 チームは今日も勝ちホームの最終戦を勝利で飾ったと共に、我々の通算勝利も2ケタの10勝に乗りました。10勝4敗、貯金6でチームは首位。我々がインターンを始めてから、チームの成績も向上したことはなんだか誇らしい気分です。試合後はチームのスタッフの方々と飲みに行きました。いつも明るくおしゃべりな紅一点のKellyさん、一番歳が近いのですぐ仲良くなったRuss、いつもファンをゲートで見送るMatt、陽気なイベントMCのCamさん、怖い顔の分中身が優しいJoeさん、よく食べ・よく笑い・よく寝るCJさん、寡黙だけどとても思いやりのあるTimさん、そしていつも僕らを見守ってくれた Brentさん、この2週間数え切れないほどお世話になったみんなと飲みました。いつからか意識が飛んでしまい気付いたら朝を迎えていたのですが、最後にいい思い出を作ることが出来ました。
 いよいよもう帰ります。本当に色々なことを体験し、自分の経験になりました。これを生かすも殺すも自分次第。帰国後も意識を高く持って、この経験を力に変えて頑張ります。インターンが終わっても、自分の将来はこれから始まっていきます。


写真は、特別に試合開始前に立たせてもらったベンチ前。ホーム
最終戦ということもあって、みんな気合入ってます。
2007年8月30日 山手 渉
インターン体験記!15日目
 インターン15日目。Dust Devilsでのインターンも今日を含めて後2日。本日は2回目のグランド・クルーを体験させてもらった。
 本日のグランド・クルーでの仕事は、試合前のバッティング練習が終わった後からだったので、スタジアムに到着後は、オフィスにプログラムを作成したり、Starting Lineupを作成したりと普段のルーチン・ワークをこなした。
 ルーチン・ワークが終わり、C.J.さんの仕事を手伝っていた時に、グラウンド・クルーのAllenから突然の呼び出しが。その用件は、明日の「Fan for a day」の時に踊るダンスの練習をするというのだ。前に「Fan for a day恒例のダンスを踊ってみないか」という話を聞いていたのだが、冗談だと思っていたため、明日は5回のグラウンド整備時に本当に踊ると聞いて驚いてしまった。
 Allenからの召集命令に従い、グラウンド清掃道具を置いている倉庫へ移動し、早速練習開始。明日一緒に踊るAllen、Cordieからダンスのレクチャーを受ける。そんなに複雑な振り付けではなかったので、覚えるのに苦労はしなかったのだが、これをフィールドに降りて、ファンや選手といったスタジアムにいる全員の前で踊るとなると話は別である。その事を意識し始めると、簡単に思えた振り付けが途端に音楽に合わなくなってくる。それで慌てて音楽に合わせようとすると間違えてしまう。頭で考えていると間違いを犯すので、動きを体で覚えさせるために何度も練習をしたかったが、練習開始後、間もなくグラウンド・クルーとしての仕事を始めなければならなくなった。明日の本番のことが気になりながらも、グラウンド整備を始めることとなった。
 グラウンド・クルーでの最初の仕事は、バッティング・ゲージの片付けと、バッター・ボックスやファウル・ラインのライン引き。ゲージについては、バギーの後ろにゲージを繋いでスタジアムの外に運んでいくだけ。白線も前回のグラウンド・クルー時にやったので、スムーズに作業を行うことができた。
 5回表の攻撃時前の内野の整備。これも前回経験した作業だったので、素早く、そして丁寧にグラウンドを整備していった。しかし、この時にちょっとした出来事が起こった。山手さんと私がグラウンド整備をしていると、3塁の守備に就いていたHolcomb選手が私たちに声をかけてきたのだ。Holcomb選手は、このチームで最もメジャーリーグに近い選手で、性格はとても寡黙という風に聞いていた。実際、私が彼の練習を見ていても、他の選手と馬鹿騒ぎをすることなく、黙々と練習している印象を持っていた。そのHolcomb選手が土整備をしている私たちの方に笑顔で近づいてきて、「Hey, Will you dance tomorrow ?」と言ってきたのだ。試合中の選手に話しかけられる時点で驚きの出来事なのだが、それがHolcomb選手だったから本当に驚いた。思わず「Watch my dance tomorrow !」などと言ってしまった。
 余り乗り気ではなかった明日のダンス。Holcomb選手に調子に乗って応えてしまった手前、見ていて楽しいダンスをしなければならなくなった。(もちろん、Holcomb選手との会話がなくても一生懸命踊るつもりだったが)明日は、自分の殻を破り、思いっきり踊ってやろう。

写真:上記ダンスの振り付けを考案した、エリックと。
2007年8月29日 吉田 直人
 
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