佐藤 直子
プロフィール
テニス好きな両親のもと、生まれるとすぐにラケットに触れ、英才教育をうける。12歳で全日本15歳以下優勝。16歳から海外遠征を始め、ジュニアの部ではカナダ選手権優勝、全仏オープン3位、ウィンブルドンベスト8など。全日本室内選手権では高校生でのシングルス優勝を達成し、高校卒業までに優勝カップは100を越す。また、女子プロテニスをスタートさせたグラディス・ヘルドマンの目に留まり、アメリカのヒューストン大学に留学。1977年プロに転向。全豪オープン・シングルスベスト8、ダブルス準優勝。17年に亘ってのウィンブルドン出場などの記録は、日本ではいまだ破られていない。
現在は文部科学省・子供夢基金の助成による「佐藤直子・親子触れ合いテニス交流・体験」を日本各地で開催。また、東京と京都において「ちびっこスターズ」(幼時から小学生までのテニス教室)を開催。今でも毎日の練習はほとんどかかさず、その他テニスクリニック、講演を意欲的に行い、スポーツの楽しさ、健康的な生活を呼びかけている。天性の明るい社交性で、交際範囲は大変広く、テニス留学や海外遠征などによる豊富な経験と語学力を生かしてのテレビ、ラジオ出演から各地での公演。そしてまた、軽妙洒脱な文章による執筆は東京中日スポーツコラム「セブンアイ」でもおなじみで、 各方面で多才振りを発揮するマルチレディである。